今回は、”コンサルは何のスキルが身につくのか”をテーマに解説したいと思います!
コンサルって結局なんのスキルが身につくのかが分からないのよね。パワポのイメージが強い。。
そうだよね、コンサルに入ったことない方は特にイメージがつかないと思います。中途でコンサルに入社した僕が”コンサルで身につくスキル”を解説していきます。
コンサルはスキルつかないのか?
結論、スキルは超身につきます!
まさに精神と時の部屋のごとく、成長できますのでご安心を!
ではコンサルティングファームで、具体的に何のスキルがみにつくのかを解説したいと思います。
コンサルで何のスキルが身につくのか?
コンサルで身につくスキルは以下になります!
- 本格的な資料作成スキル
- ロジカルシンキング
- プロジェクトマネジメント(PM)スキル
- 限界を知れる(スキルではないw)
では、一つ一つ解説していきますね。
本格的な資料作成スキルについて
資料作成ってコンサルだけじゃくて、どこでも身につくんじゃないの?
そうだね。ただコンサルの資料は、他業界とは一線を画すクオリティが求められるから、コンサルティングファーム級の資料作成スキルが身につくというのが厳密な答えになるかな。
そうなんです。
コンサルの流儀にそった資料作成のスキルが身につくのです。
一度はコンサルタントが作った綺麗な資料を見たご経験があるのではないでしょうか。
ただ綺麗といったことではなく、コンサルが作る資料にはすべてに意味があると思って頂いた方がいいと思います。
メッセージラインから色使い、構造化・整理された内容まで、すべてこだわりきった資料がコンサルの資料になります。
コンサルは他業界対比で、資料に最も命をかけているといっても過言ではありません。
他業界で資料つくってきたから大丈夫だと高をくくっていると、コンサルに入った瞬間に資料関係のレビューでボコボコにされる可能性がありますので、注意してくださいね(笑)
資料作成はどの業界であろうと、必要になるスキルです。
なぜなら企業は資料としてノウハウ・知識などをドキュメントとして落とし、なるべく広く社員に伝える必要があるからです。
なのでコンサルで身に着けた資料作成スキルは、どの業界にいっても通用しますし、重宝されますので、
なんで資料作成に、こんな詰められなきゃいけないんだ…
と思っても、頑張ってくださいね!(笑)
私も思っていましたが、コンサルの時だけの修業期間だと思ってください。
ロジカルシンキングについて
そもそもロジカルシンキングとは何を指すのかご存じでしょうか。
日本語にして、”論理的な思考力”を意味します。
正直ロジカルシンキングについて詳細に解説し出すと、それだけで本になるぐらい解説しなければならないことがあるため、ここでは一部のみにとどめます。
ロジカルシンキングとは、端的にいうと”縦と横の論理で飛躍がないか”を確認する考えのことだとご認識いただければと思います。
縦とは理由→主張のこと。横とはその主張に漏れがないかということ。
例えば縦が不足している主張というのは、”女性だからモテる”といった主張です。
モテるのは性別関係ないですよね?
主張に対し、理由になっていません。
これが例えば、”彼女は容姿端麗なうえ性格までよいから、モテる”であれば納得いくと思います。
次に横が不足している主張は、”彼女は容姿端麗だから、モテる”といった主張です。
たしかに容姿端麗だから、モテるという主張は納得のいくものでありますが、ここでは外面だけにしか触れておらず、内面には触れていません。
容姿端麗だけど、性格が超悪かったら必ずしもモテるとはいえないですよね?
主張に対し、理由を過不足なく並べられているかという観点が横の論理になります。
他にもロジカルシンキングには、物事を構造化して捉えるなど様々な重要スキルがありますが、今回はこれぐらいの内容にとどめて別記事にまとめたいと思います。
ロジカルシンキングは思考ノウハウになるので、どの業界・業種であろうと役に立つポータブルスキルです。
プロジェクトマネジメント(PM)スキルについて
こちらも詳細まで解説すると、本になってしまうぐらい奥が深いので、一部の解説にとどめます。
プロジェクトマネジメントとは、言葉のとおりで”プロジェクトを円滑に進めるためのマネジメントスキル”のことを指します。
コンサルはプロジェクト型の仕事が中心となるので、プロジェクトマネジメントスキルが否が応でも身につきます。
プロジェクトマネジメントって、WBSを管理することなんでしょ?
という人がたまにいますが、手段と目的を混同してしまっています。
WBSはあくまでプロジェクトを管理するためのツールの一つでしかありません。
※WBSとはWork Breakdown Structureの略で、プロジェクト工程において関係者の作業タスクをまとめたものを指します。
目的はプロジェクトを円滑にすること。
そのための手段の一つとしてWBSがあります。
だからプロジェクトを円滑にするために、キーマンと関係を構築しておくとか、関係者との仲をとりもつとか、調整ごとも多くあります。
というより、調整・折衝ごとがメインです。
この調整・折衝スキルは超重要スキルです。
プロジェクトは人と人が協力し合って、始めて事業が進むものですが、結局は人間なので好き嫌いや関係者のパワーバランスで全く進まなくなるということはざらにあります。
この時に優れたPMがいると、関係者間を上手く取りもってくれてプロジェクトが円滑に進むのです。
少し抽象的な話となりましたが、プロジェクトマネジメントスキルは、関係者と折衝・調整を行ったり、WBSや議事録などで円滑にプロジェクトを進行していくスキルのことを指すとご理解ください。
“限界を知れる”について
炎上プロジェクトに参画すると、本当に仕事が無限にあります。
数年レベルでの遅延の積み重ねであったり、根本的に原因が分からない状態で炎上しているといった状態まで様々ですが、要するに超カオス状態ということです。
なのでこの火を消すために、連日のように深夜までコンサルは仕事をしなければならない時があります。
人間いっときの踏ん張りはなんとかなるものの、数年単位で深夜まで働いていると疲労負債が溜まってきて、いつしか体力の限界がやってきます。
この限界を知れるというのは、コンサル業界などの激務界隈でないと経験できません。
ある意味、経験しなくていいなら経験しないに越したことがないのですが、コンサルに限らずプロフェッショナルといわれる界隈にいる人は、どこかで修羅場をくぐらなければならない時がくると思います。
その時に、自分が限界まで働いたことがあるのか、ないのかでその修羅場をくぐりぬけられるかを大きく左右することになると思います。
そのため、自分の限界を知っておくというのは、とても貴重な経験といえるでしょう。
ただし一回身体を壊してしまうと、その後に大きく影響が出てしまいますので、もしコンサルの方で限界を感じられているのであれば、転職をご検討されるのがよいと思います。
私がよく転職サイトでお世話になっているのは、ビズリーチとリクルートエージェントです。
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またコンサルの方で転職を検討されている場合、下記記事でコンサルからの転職事情を詳細に解説しておりますので、是非参考にして転職の準備を進めていただければと思います!
まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回の内容をまとめると、
コンサルは、以下のスキルを身に着けることができます。
- 本格的な資料作成スキル
- ロジカルシンキング
- プロジェクトマネジメント
- 限界を知れる
上記はどれもポータブルスキルのため、どの業界・業種であっても役に立つスキルといえます。
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