どこの会社にも”窓際族”と言われる社員がいますよね?
今回は”窓際族は勝ち組なのか”をテーマに解説していきます!
なぜ彼らが窓際族になったのか。
その真の意図を紐解くことで、窓際族=仕事ができないというイメージが払拭されるかもしれません。
今会社員に勤めている方は勿論、これから企業に就職される学生の方が窓際という存在を知り、就職先や会社内での立ち回りを考えるきっかけになれればと思います。
窓際族は勝ち組なのか
結論から申し上げると、窓際族になった個々人の状況によって勝ち組といえるかは変わってくると思います。
なので、窓際族になる方はどのような方々なのかを深堀していきます。
窓際族とは?どんな特徴をもった人達なのか
窓際族とは、会社に窓際に追いやられている方々、つまり会社の責任を伴うような仕事をしないで済む方々と解釈できます。
日本の高度経済成長期においては、サラリーマンとして猛烈に働くことが良しとされていた時代のため、窓際族は仕事ができない人々がなる、ネガティブな意味で使用されておりました。
それが近年日本の経済成長が他先進国と比較して劣ってきている状況と少子高齢化が進むことによって、サラリーマンの税金が重くなってきており、昇進して重責を担うよりも窓際族になって適当に仕事をしていた方がコスパがいいのではという価値観が生まれたのです。
この価値観によって、高度経済成長期と比べ窓際族になる人の特徴も変わってきました。
窓際族は、3種類のタイプがいると思います。
①仕事ができなさすぎて、窓際族になったタイプ
②仕事はできるが、組織になじめず窓際族になったタイプ
③仕事ができすぎて、あえて窓際族になったタイプ
では一つ一つのタイプを解説していきます。
①仕事ができなさすぎて、窓際族になったタイプとは
①の”仕事ができなさすぎて、窓際族になったタイプ“は世間のイメージと合致する一番多いタイプかと思います。
仕事ができないと、仕事を依頼されなくなります。
そうなると忙しい部署であれば、1人だけ忙しくない浮いた存在となり、ある日上司から窓際部署への異動を宣告されるタイプです。
このタイプは転職しようにも、転職できるだけの実績や転職すること自体も得意でない方が多いので、会社にしがみつく方が多いのが実態です。
②仕事はできるが、組織になじめず窓際族になったタイプとは
続いて②の”仕事はできるが、組織になじめず窓際族になったタイプ”は、少し意外かもしれませんが、このタイプも一定存在するのは想像に難くないでしょう。
仕事はできるけど、組織に立てついてしまう方っていますよね?
仕事ができるからかもしれませんが、いつも上司と意見を異にしてしまうタイプ。
このタイプはベンチャー企業のような実力に重きをおかれている企業であれば、窓際に飛ばされることはなく、むしろ重宝され出世していきます。
一方で銀行のような”組織に従順な人”が好まれる企業にいると、ある日上司から窓際部署へ宣告され、その有能な能力を活かすことができず出世の道を絶たれてしまうのです。(半沢直樹は幻想です)
このタイプは元々有能なので転職するのも苦にせず、むしろキャリアップしていく方が多いです。
もしくは起業されて、その優秀な能力を遺憾なく発揮していくこともできます。
自分が合理的で黒を白と言えないタイプだという自覚があるのであれば、組織に順応することが何より重視される金融機関は避けた方が無難でしょう。
③仕事ができすぎて、あえて窓際族になったタイプとは
最後に③の”仕事ができすぎて、あえて窓際になったタイプ“。
このタイプが一番意外に感じられるかもしれませんが、意外と多く存在します。
なぜあえて窓際族という出世から遠ざかるような立ち位置を目指すのか。
実はこのタイプの方は過去仕事ができすぎて、過重労働をされた方が多いです。
仕事ができる人ほど、仕事が集まってくるのは会社員の定め。
優秀なので仕事がどんどん集まってきて、それをバリバリこなしていきます。
しかしある日気づくのです。
仕事をこなしても必ずしも評価されるわけではないと。
なぜ他の人より遅くまで働き、難しい仕事をこなしても昇進しないのだろうと。
残念ながら会社員での評価というものは、水物です。
プライベートを犠牲にして、会社に捧げても報われないというシンプルな事実に気づいたとき、適当に仕事をしていた方がよいという思考に変わるのです。
あとは本来出来る仕事もできないふりをして無能なふりをしつつ、思惑通り窓際族への異動を達成するのです。
今まで仕事に費やしていた時間が浮いた分、副業やプライベートの充実に時間を使ったりと時間の用途は様々です。
もしくは、会社員としての時間的制約を少なくするためホワイトな企業へと転職していきます。
このタイプは副業などで会社に依存しない稼ぎを得ていることが多く、会社員というのはあくまで仮面に過ぎないため窓際族に行くことに躊躇が全くないのが特徴です。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
ひとえに窓際族といえど、色んなタイプがいることが知れたかと思います。
今はワークライフバランスや多様性が重視されている時代。
各個人が何を重視しているかによって勝ち組の定義も異なりそうです。
あなたの身の回りにも、あえて仕事ができないふりをしている方はいませんか?
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