今回は”コンサルティングファームに入社すべきか”をテーマの記事を記載します!
ぜひともコンサルティング業界へ入ることを検討している就活中の学生さんや、転職を検討している方は参考にしてくださればと思います。
コンサルの給料や良さと悪い点については、以下の記事をご参考ください!
結論から申し上げると、大方の人は入るべきでないと思います。
なぜ入るべきでないのか、そして入るべき人はどのような方なのかを解説していきます!
新卒からコンサルに入るべきでない?
個人的には新卒からコンサルに入るべきではないと考えています。
なぜ新卒の方がコンサルに入るべきでないのかというと、クライアントの実情が分からないからです。
コンサルは役職が上がるにつれ、クライアントから案件を獲得していくような立場となります。
つまりクライアントが何に困っているのかを察知し、それを解決するソリューションをコンサルからクライアントに対し提案しなければならないのです。
このクライアントが悩んでいる点について、勘所があるのかが非常に重要になってくるのですが、新卒だとクライアント側の業界・業務経験が中途の方と比較すると劣ってしまうため、勘所が効きにくくなる可能性があります。
勿論新卒でコンサルに入っても、クライアントの現場プロジェクト(実際にクライアント企業に常駐するプロジェクト)を多く経験すれば、
この弱みを克服できる可能性があると思いますが、その年月を考慮すれば最初はクライアント側を経験しておいた方が無難だと思います。
また企業の経営に関わるようなプロジェクトの場合、新卒からコンサルの方に経営の何が分かるのかと最初からクライアントの態度が好意的でないこともあります。
これらの不利な点を乗り越えてでも活躍できる超優秀な方以外は、新卒からコンサルは辞めておいた方がいいと思います。
コンサルティングファームに入っても良い方とは
コンサルに入っても良い方は、年齢でいえば25歳以降の第二新卒ぐらいから30歳未満の方だと考えています。
第二新卒であれば社会人としてのマナーは一通り身に着け、クライアント側の業務経験もあり、若くて体力もあるからです。
年齢が30歳を超えてくると、一重に体力的に厳しい点が挙げられます。
そしてもしコンサルでパフォームしなかった場合、キャリアのやり直しという点で苦労することが予想されるからです。
30歳未満の若い方であれば転職がしやすいですが超えてくるとそうはいきません。
パフォームしないのに、最悪の場合コンサル業界から抜け出せない、もしくはかなり条件を下げて他業界に転職しなければいけません。
以上の点から個人的には30歳を超えてから、コンサルはお勧めできません。
ではどのような職種の方がコンサルに向いているのかというと、金融のIBD(Investment Banking Division)のようなプロフェッショナルと言われるお仕事をされている方です。
IBDに勤めた方であれば、連日続く深夜残業にも耐性があり、メンタルという点でも上司からの詰めにも耐えられる可能性が高いと思います。
ただしIBDからコンサルの場合、給料が下がる可能性が大いにあるため、正直コンサルに転職するメリットはあまりないかもしれないというのが正直な所感です。
事業会社の方がコンサルになる場合は、ワークライフバランスは超悪化しますし、今までと求められる成果物のレベルも大きく変わるので、長期的なキャリアのことを考えるとあまりお勧めできません。
このようにコンサルティングファームへの入社は、大方の方にお勧めできないのです。
それでも入りたいという強い気持ちをお持ちであれば、若くて体力があり、コンサルへの転職がキャリアップにつながる方は挑戦してみてはいかがでしょうか。
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